2024/04/01 08:00
医療DX推進体制整備加算・医療情報取得加算・一般名処方加算について
▪️医療DX推進体制整備加算
当院は保険証を紐づけしたマイナンバーカード(マイナ保険証)を用いて医療情報を取得できる体制(オンライン資格確認システム)を整備しております。マイナンバーカードを利用し医療 DX を推進するための体制として,以下の項目に取り組んでいます。
・オンライン請求を行っています。
・オンライン資格確認を行う体制を有しています。
・電子資格確認を利用して取得した診療情報を,診察室で閲覧又は活用できる体制を有しています。
・電子処方箋を発行する体制を導入予定です。
・電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制については当該サービスの対応待ちです。
・マイナンバーカードの健康保険証利用の使用について,お声掛け・ポスター掲示を行っています。
・医療 DX 推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し,それを活用して診療を行うことについて,院内及びウェブサイトに掲示しています。
マイナ保険証や問診表等を通じて患者様の診療情報を取得・活用することにより,質の高い医療の提供に努めています。正確な情報を取得・活用するためマイナ保険証の利用にご協力をお願い致します。上記の体制整備に伴い「医療 DX 推進体制整備加算」を算定しています。
▪️医療情報取得加算
当院はマイナンバーカードによるオンライン資格確認を行なっております。
・オンライン資格確認を行う体制を有しています。
・薬剤情報,特定健診情報,その他必要な情報を取得・活用して診療を行います。
<初診時>
・医療情報取得加算(初診)月1回1点
<再診時>
・医療情報取得加算(再診)3月に1回 1点
当院は診療情報を取得・活用することにより,質の高い医療の提供に努めています。正確な情報を取得・活用するために,マイナ保険証によるオンライン資格確認等の利用にご協力をお願いいたします。
▪️一般名処方加算
当院では,後発医薬品の使用促進を図るとともに,医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。現在,一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。当院では,後発医薬品のある医薬品について,特定の医薬品名を指定するのではなく,薬剤の成分をもとにした一般名処方(一般的な名称により処方箋を発行すること*)を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても,患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。なお,一般名で処方した場合は,一般名処方加算が処方箋の交付1回につきそれぞれ算定されます。
・一般名処方加算1:10点(後発医薬品が存在する全ての医薬品が一般処方されている場合)
・一般名処方加算2:8点 (後発医薬品が存在する先発品のうち1品目でも一般処方された場合)
*一般名処方とは
お薬の「商品名」ではなく,「有効成分」を処方せんに記載することです。そうすることで供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択でき,患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。
2024/02/13 08:00
みやざき子どもの貧困対策人材育成研修で講演いたしました
子どもたちの不登校支援のあり方について考える研修会に,三好好枝がパネリストとして参加いたしました。
研修会では,当院での不登校・引きこもりの子どもの対応につきまして,また,精神科クリニックのフリースクールとして活動しております児童思春期デイケア「ふりすく」につきまして,講演をさせていただきました。
2023/12/06 08:00
宮崎市郡薬剤師会学術講演会で講演いたしました
当院での児童・思春期の精神科診療につきまして,宮崎市郡薬剤師会主催の学術講演会で「子どものこころの診療と自殺予防」として講演をさせていただきました。当院は一般社団法人子どものこころ専門医機構の研修施設となっており,宮崎東病院児童精神科,宮崎大学医学部附属病院精神科・小児科,宮崎県立宮崎病院精神科・小児科,都城新生病院と連携し「みやざき子どものこころ専門医研修プログラム」を担っております。子どものこころ専門医・指導医として,宮崎県の子どものこころの診療に携わる医師の育成にも取り組んでおります。
2023/11/27 08:00
読売新聞で当院での不登校の子どもの対応と児童思春期デイケア「ふりすく」について報道していただきました
当院での不登校の子どもの対応につきまして,また,精神科クリニックのフリースクールとして開設しております児童思春期デイケア「ふりすく」での活動につきまして,読売新聞で報道していただきました。「ふりすく」は,不登校や引きこもりが続いている中で,学校など社会との交流を希望する子どもを対象としております。現在,宮崎市,西都市,新富町,高鍋町,国富町などから「ふりすく」の利用につきまして,各小中学校の校長の判断によって「学校への出席扱いと認定可能」と許可をいただいております。「ふりすく」には,医師,看護師,作業療法士,精神保健福祉士,心理士が在籍しており,認知行動療法やソーシャルスキルトレーニングの考え方を組み込んで,さまざまなプログラムを実施しています。活動の中で,安全な出会いとコミュニケーションの機会を得ること,社会参加の機会を得ること,自分らしい健やかさを取り戻すこと,問題解決能力や対人関係スキルを向上させることを目指しております。子どもたちが安心して過ごすことのできる居場所として,子どもたちが目標を実現できるようサポートを継続いたします。
2023/10/23 07:00
九州精神神経学会で発表いたしました
精神科クリニックのフリースクールとして開設しております,児童思春期デイケア「ふりすく」での活動につきまして,第74回九州精神神経学会にて猪飼文音医師が「児童思春期専門の精神科デイケア利用により長期間の不登校後に高校進学に至った一例」として発表をいたしました。