2026/04/19 07:00
宮崎県医師会医学会誌に論文が掲載されました
当院では,児童精神科クリニックのフリースクールとして,児童思春期デイケア「ふりすく」を開設し,不登校支援に取り組んでおります。
このたび,「ふりすく」開設後の2年間で卒業まで継続して利用した中学3年生の特徴について調査し,日髙弘登医師が論文をまとめ,宮崎県医師会医学会誌に掲載されました。
論文では「ふりすく」の利用で不安の改善がみられていること,全体の6割が「ふりすく」を利用しながら中学校に月1回〜週3回のペースで登校を再開していたこと,卒業後は全員が高校に進学していたことを発表しております。
「ふりすく」は,不登校や引きこもりが続いている中で,学校など社会との交流を希望する子どもを対象としております。現在,宮崎市,都城市,西都市,新富町,高鍋町,国富町などから「ふりすく」の利用につきまして,各小中学校の校長の判断によって「学校への出席扱いと認定可能」と許可をいただいております。「ふりすく」には,医師,看護師,作業療法士,精神保健福祉士,心理士が在籍し,自分のペースで勉強ができるよう環境を整え,認知行動療法やソーシャルスキルトレーニングの考え方を組み込んで,さまざまなプログラムを実施しています。活動の中で,安全な出会いとコミュニケーションの機会を得ること,社会参加の機会を得ること,自分らしい健やかさを取り戻すこと,問題解決能力や対人関係スキルを向上させることを目指しております。子どもたちが安心して過ごすことのできる居場所として,子どもたちが目標を実現できるようサポートを継続いたします。
児童思春期デイケア「ふりすく」利用のご相談につきましては,なるべくお待たせすることがないよう,初診の日程を調整いたします。ご予約の際に「児童思春期デイケア利用希望」とお伝えください。
日髙弘登,三好良英,山下直子,三好好枝,黒木眞弓,猪飼文音,麻田智子,船橋英樹,大平洋明,平野羊嗣:児童思春期専門の精神科デイケアを中学校卒業まで継続して利用した不登校の中学3年生の検討 〜みよしクリニックにおけるデイケア開設後2年間の15例について〜.宮崎県医師会医学会誌 50: 67-72 (2026)
